トップページ > のりができるまで
① 貝殻(主にかき殻が使用されます)に海苔の種子(果胞子)をつけ、海苔が病気や栄養不足にならないよう、気を付けて培養(3月~9月)します。
② 網に種付けをした後、芽が出た網を海にはって養殖をします。順調に育つように1枚ずつに広げて、養殖漁場いっぱいに広げます。
③ 海苔は日中の太陽光線を受けて濃い赤味を帯び、アミノ酸をたくさん含んだ軟らかくて甘みのある、美味しい海苔に育ちます。
④ 海苔芽が15~20cmに育ったら収穫をします(10月頃~)。昔は手作業で重労働でしたが、現在では機械でのり摘み作業が行われます。
⑤ 摘んだ海苔は、大型の海苔製造機械(全自動海苔乾燥機)で乾海苔に製造します。海苔製造機械は海苔製造の一連の工程をこなします。
⑥ 検査場では、1束100枚として持ち込まれた海苔の検査が行われ、品質による格付を行い、その地域の海苔共同販売場に出荷されます。
⑦ 共同販売場には、その地域の共同販売(入札会)参加資格を持った問屋さん、加工屋さんなどが参加し、必要な海苔の品定めをして、競争入札による買付が行われます。
⑧ 入札した海苔は二次乾燥され、焼き海苔や味付海苔などに加工され、容量・安全性を確認後、スーパーや小売店に出荷され、私たちの食卓に並びます。